使い古されたハブラシ・・・
今日も定期健診で、磨き残しのチェックと、歯ブラシの当て方確認。
磨き残しは、時間がたつと、食べかすではなくプラークと言われるばい菌の塊!!
でも、歯とおんなじ様な色をしているので、一見きれいなように見えます。
当院では、一見見落としてしまうプラークを、染め出し液を使って、わかりやすくしたうえで、患者さんに磨き残しのチェックをしています。
ハブラシ頑張っていただいている患者さん。
患者さんは「うーん1回14分くらいやってるんだけどなぁ・・・」
ハブラシの持ち方も、歯や歯茎へ当て方も悪くないなぁ、動かし方も問題ない、磨いてる時間は長すぎるくらい。。。
さて何が問題でしょう!?
○○さん、歯ブラシってちなみにどれ位で変えてます?
「物持ちがいいんだよね、3か月に一度くらいかな」
!!!原因はこれです!!!!
毛先が開いたハブラシは実はプラークの除去効率が悪く、新品のものと比べると、なんと6割くらいしかプラークを除去できません。
持ち方も、当て方も、動かし方もいいのに、悪かったのは使ってるハブラシがくたびれていたことですね。
それでなくても、朝の忙しいとき、夜疲れて眠る前の歯磨き。
効率の悪い道具では、あなたの素敵な歯磨きスキルを活かしきれません!!
適正な力で使用していたとしても、少しずつ毛先が開い、歯ブラシとしての能力が落ちていきます。
交換時期としては1か月、長くても1.5か月で変えていきましょう。