【とても奥が深い…!入れ歯の材料について】
先日スタッフ皆で「入れ歯の材料」についての勉強会に参加しました。
皆さまが入れ歯を作る際に、特に気になるのは「審美性(見た目)、「よく噛めるか(機能性)」、「お口に馴染むか(生体親和性)」「ご費用」の面だと思います。
森岡歯科では患者様の入れ歯が完成すると、まず1週間使用してもらい、その後微調整させて頂いてます。
その際、よくお聞きするのが「違和感がある。慣れるか心配」という感想です。
“入れ歯により上顎が覆われる違和感”は、実際付けてみないと分からない感覚だろう…と思っていましたが、なんと今回スタッフ全員で体験することができました。
入れ歯を作る予定の方、入れ歯の材料でお悩み中の方、入れ歯をご使用になるご家族のために入れ歯の特徴を知りたい方、簡単にできるのでぜひお試ししていただきたいです。
講師の方曰く、入れ歯装着時の「上顎の違和感」=「ソフトキャンディーを噛んで、上顎に押し広げて付けた感じ」だそうです…!
まさかとは思いましたが、早速試してみると、お口の中の違和感だけでなく、言葉によっては発音がしづらいという印象でした。
また、一般的に入れ歯を装着すると、食べ物の温度や美味しさも感じにくくなります。
温かいお味噌汁や冷たいアイス、香り豊かな日本酒……毎日何気なく食べていたこれらの美味しさを、入れ歯をしていても、口全体で以前と同じように楽しめたら幸せですよね。
この点ですが、入れ歯の床の材料次第でカバーすることができ、さらにお口により馴染みやすい入れ歯をつくることが可能なのだそうです。
患者様の生活スタイルや食生活などに合わせ、使用する材料を提案していけたらと思います!
次回は、「入れ歯の材料と特徴」について少し掘り下げていきたいと思います。
コロナ禍で免疫を落とさないために、丁寧なお口のケア&バランスの良い食生活を!
スタッフ:小井田