コロナ対策と一緒に、フレイル予防も!筋肉を減らさない食生活に!
だんだんと暖かい日が増え、心地の良い季節になりましたね。
今回は、新型コロナ感染症流行とともに、増加が心配されている「フレイル」についてのお話です。
まずフレイルとは、
年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。
「おいしくものが食べられなくなった」「疲れやすく何をするのも面倒に感じる」
「体重が以前よりも減ってきた」
などこれらの傾向があれば、フレイルの可能性があります。
「年だから食が細くなるのが当たり前」と、痩せてきたのを放っておけば、
フレイルはどんどん進行し、要介護状態になりかねません。
高齢期のやせは肥満よりも死亡率が高いため、
65歳まではメタボ予防、65歳からはフレイル予防に切り替えていくということが
大切となります!
老後の人生を大切な人と元気に楽しく過ごすために
大切なことは、
早いうちから予防を始め、フレイルに気付いたら早めに対処し進行を防ぐことです。
今のところ問題がなく、今日から予防を始めたいという方は、
人との繋がりや趣味を積極的に持つ。
身体を動かすこと。家の中でも積極的に身体を動かす。
三食バランス良く、よく噛んでしっかりと食べる。
など、まずはこれらのことを心がけていきましょう。
何か気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
生活習慣病や病気をお持ちの方は、まずはかかりつけ医に相談しましょう。
「厚生労働省 令和元年食事摂取基準を活用した高齢者のフレイル予防事業 参考」
コロナ禍で免疫を落とさないために、丁寧なお口のケア&バランスの良い食生活を!