【毎日の“腸活”で免疫力をつけよう！②】
前回、腸内の善玉菌を増やす方法には
① 善玉菌（プロバイオティクス）を直接摂取する方法
② 腸内の善玉菌のエサ（プレバイオティクス）となる栄養素を摂取する方法
があるとお話ししました。
まず①の方法ですが、善玉菌は主に
・発酵食品(納豆、ヨーグルト、キムチ、チーズ、味噌、ぬか漬けなど)
・乳酸菌(ヨーグルト、チーズ、乳酸菌飲料など)
・ビフィズス菌(ビフィズス菌配合のヨーグルト、サプリなど)
などで簡単に摂れます。
これらの外から連れて来た善玉菌は長居してくれないため、
腸内環境の改善のためには毎日コツコツとり補充し続けることが大切です。
手軽に取れるものも多いので、食生活に楽に取り入れられものを「毎日とりあえず食べる！」と決めて、家に常備しておくと便利ですね。
続いて②の方法についてです。
こちらは簡単に言うと「元々腸内に住んでいる善玉菌にエサを与えて増やす方法」です。
腸内細菌の餌となる食品には、水溶性食物繊維やオリゴ糖などがあり、それぞれ下記の食品に
多く含まれています。
・水溶性食物繊維（豆類、根菜類や芋類、海藻類、きのこ類、果物類、穀物類など）
・オリゴ糖（玉ねぎ、ねぎ、ごぼう、ニンニク、ブロッコリー、アボカド、バナナ、きな粉など）
しかしオリゴ糖は基本的に微量しか含まれないため、効率よく取るために市販の液体や粉末タイプのものを組み合わせて取るのもオススメです！
最後に、腸内細菌は各々種類や組み合わせが異なるため、エサの好みが分かれます。
効果が出ないときは、野菜やオリゴ糖の種類を変えてみて、１〜３週間程ご自身の体調の変化をよく観察しながら、実験してみてくださいね。
免疫を落とさないために、丁寧なお口のケア&バランスの良い食生活を！
