院長 森岡 俊行
正しい知識に基づき、
確かな技術で治療を行います
虫歯や歯周病になったら、できるだけいい治療を受けたい、と思うのは患者様にとっては切実な願いだと思います。
ではいい治療とはどんな治療でしょうか?
歯科医師として、私なりに出した答えが、「良好なコミュニケーションのうえに成り立つ正しい知識と確かな技術に支えられた治療」です。
正しい知識を学ぶために、私は大学卒業後も大学院で歯科治療特に口腔インプラント学について深く学び、大学院を卒業後も学会等に参加、論文などの発表によって常に学ぶ姿勢を保ち続けてきました。常に新しい情報を集めながら、その情報が医学的・歯学的に正しいのかをじっくりと見極め、学術的に証明され、磨かれた知識こそ正しいと信じて診療に活かしています。
しかし、治療に関する知識が充分に備わっていたとしても、それを実践する技術がなければ良い治療とは呼べません。技術を身につけるためには相応のトレーニングや努力が必要です。私や当院に勤務するスタッフは、正しい知識を身につけるだけでなく、それを実践するために日々研鑽を積んでいます。
院長略歴 | |
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1998年 | 私立豊南高校卒業 |
2000年 | 東京歯科大学入学 |
2006年 |
東京歯科大学卒業 東京歯科大学水道橋病院入職(歯科医師卒後臨床研修) |
2007年 |
東京歯科大学大学院歯学研究科入学(解剖学専攻) 森岡歯科医院非常勤勤務(金・土) |
2008年 | 東京歯科大学大学院歯学研究科異動(口腔インプラント学専攻) |
2010年 |
東京歯科大学大学院歯学研究科修了(口腔インプラント学専攻:学位記受領(歯学博士1896号
甲1148)) 東京歯科大学千葉病院口腔インプラント科レジデント |
2011年 | 東京歯科大学水道橋病院口腔インプラント科レジデント |
2012年 | 東京歯科大学口腔インプラント学講座助教 |
2014年 | 同講座 講座幹事及び口腔インプラント学実習外科担当 |
2016年 | 東京歯科大学パーシャルデンチャー補綴学講座異動 |
2017年 | 東京歯科大学パーシャルデンチャー補綴学講座講師 |
2018年 | 同講座 講座幹事及びパーシャルデンチャー補綴学実習主任 |
2019年 |
森岡歯科医院入職 東京歯科大学非常勤講師 |
2020年 | 森岡歯科医院院長 |
2023年 | 東京都立板橋有徳高等学校定時制学校歯科医 |
研究履歴
Ⅰ.原著論文:8編 (うち英文:6編) |
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1.Alignment of
Biological Apatite
Crystallites at
First Molar in Human
Mandible Cortical
Bone. (学位論文) |
2.Relationship between biological apatite alignment and hemi-occlusion in rabbit mandibular cortical bone Ogai T, Morioka T, Matsunaga S, Nojima K, Nishii Y, Sueishi K, Yoshinari M. Journal of Hard Tissue Biology. 2012 21[2] 165-172. |
3.Relationship between Preferential Alignment of Biological Apatite and Young’s Modulus at First Molar in Human Mandible Cortical Bone Matsumoto T, Mtsunaga S, Morioka T, Nakano T, Yoshinari M, and Yajima Y. Journal of Hard Tissue Biology. 2013 22[2] 163-170. |
4.Alignment of Biological Apatite Crystallites in Posterior Cortical Bone of Human Edentulous Mandible Iwata M, Matsunaga S, Morioka T, Nakano T, Abe S, Yoshinari M and Yajima Y. Journal of Hard Tissue Biology. 2015 24[3] 235-240 |
5.Comparison of Surface Morphology and Healing in Rat Calvaria Bone Defects between Ultrasonic Surgical Method and Rotary Cutting Method Matsuda H, Furuya Y, Sasaki H, Takanashi T, Morioka T ,Miura T, Yoshinari M and Yajima M. Journal of Hard Tissue Biology. 2015 24[3] 267- 276 |
6.Two-year Survey of Trends at Food Introduction Booth at Suidobashi Hospital of Tokyo Dental College Ohkubo M., Ueda T., Sugito H., Watanabe A., Seshima F., Morioka T., Yajima Y. The Bulletin of Tokyo Dental College Volume 59, Issue 3, 2018, Pages 213-221 |
7.東京歯科大学水道橋病院口腔インプラント科における患者動向
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8.CAD/CAMシステムを利用したパーシャルデンチャー設計実態の教育効果の検討
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Ⅱ.臨床論文および症例報告:1編(うち英文:0編) |
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1.森岡俊行
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Ⅶ.学会発表:34編(うち英文:0編) (うち過去5年以内のもの:13編、英文:0編) |
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1.下顎骨における生体アパタイト結晶の配向性
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2.
インプラント治療におけるリスクファクターの診断
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3.
インプラント治療におけるリスクファクターの明確化 –術前のスクリーニ
ング検査の統計-
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4.
口腔多発癌術後にインプラント治療を行った一例
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5.
下顎骨における生体アパタイト結晶の配向性
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6.
インプラント治療患者におけるリスクファクターの診断
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7.
インプラント治療患者における骨代謝関連検査の統計
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8.
関節突起における生体アパタイト結晶の配向性
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9.
インプラント治療におけるリスクファクターの明確化–骨代謝関連検査について-
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10.
インプラント治療におけるリスクファクターの明確化
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11.
下顎皮質骨における生体アパタイト結晶の配向性
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12.
下顎骨前歯部における生体アパタイト結晶の配向性
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13.
ヒト有歯顎下顎皮質骨大臼歯部における生体アパタイト結晶の配向性
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14.
ヒト有歯顎下顎皮質骨大臼歯部における生体アパタイト結晶の配向性・骨密度
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15.
ヒト下顎骨における生体アパタイト結晶c軸優先配向性の二次元解析
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16.
家兎における実験的片咀嚼による下顎骨の生体アパタイト結晶の配向性の変化
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17.
ヒト下顎骨における生体アパタイトの配向性と力学的性質の関係
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18.
ヒト下顎皮質骨における生体アパタイト結晶の配向性
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19.
ヒト下顎骨における生体アパタイト結晶の方向性と力学的性質の関係
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20.
ヒト下顎皮質骨における生体アパタイト結晶の配向性と力学的性
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21.
家兎における実験的片咀嚼による下顎骨の生体アパタイト結晶の配向性の変化についての検討
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22.ヒト下顎骨における生体アパタイト結晶の配向性と力学的性質との関
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23.
ヒト下顎無歯顎大臼歯相当部皮質骨における生体アパタイト(BAp)結晶配向
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24.ヒト下顎無歯顎大臼歯相当部皮質骨における生体アパタイト(BAp)結晶配向
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25.
上顎洞底挙上術 歯槽部からのアプロー
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26.
ヒト下顎骨における骨密度および生体アパタイトの結晶配向性とヤング率との関係
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27.インプラント診療科におけるインプラント治療の臨床調査
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28.インプラント適用後に生じた残存歯喪失に関する臨床調査
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29.CAD/CAMで製作されたジルコニア製カスタムアバットメントに関する臨床報告
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30.
即時負荷インプラント治療における前向き多施設共同臨床研究
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31.
ヒト下顎無歯顎大臼歯相当部皮質骨における生体アパタイト(BAp)結晶配向性
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32.
当院の新規来院患者におけるインプラント既往患者の動向調査
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33.
ヒト有歯及び無歯下顎第1大臼歯皮質骨における生体アパタイト(BAp)結晶配向性
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34.
ヒト無歯下顎骨前歯部皮質骨における生体アパタイト結晶(BAp)配向性
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35.
東京歯科大学水道橋病院の食品紹介ブースの開設2年間の利用動向調査
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その他 |
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ヒト無歯下顎骨前歯部皮質骨における生体アパタイト結晶配向性
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口腔内スキャナーから作製したサージカルガイドプレートの埋入精度
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尾部懸垂による負荷減少がマウス大腿骨の生体アパタイト(BAp)結晶配向性に与える影響
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本大学口腔インプラント科における患者の動向
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生体アパタイト結晶配向性が尾部懸垂による負荷減少時に受ける影響について
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開口障害を持つ患者にインプラント治療を行った1症例
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歯科治療後の「お食事セット」使用に対する外来患者の主観的評価
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当科におけるインプラント治療の既往を有する新規来院患者の動向調査
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東京歯科大学水道橋病院口腔インプラント科におけるインプラント既往患者の3年間の臨床統計調査
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インプラント治療の合併症を主訴として当科に来院した患者の臨床統計
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ヒト無歯下顎骨前歯部皮質骨における生体アパタイト結晶配向性
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患者様と一緒に進める歯科治療
歯科治療は正しい知識を身につけ、確かな技術をもって、どんなに歯科医師が手を尽くしても、患者様のお気持ちがなければなかなか進みませんし、治療が上手くいっても再発してしまう可能性が高くなります。
当院では歯科治療は患者様と一緒に進めていくものと考えており、治療の内容やお口の状況をご自身でしっかりと把握していただくための説明を大切にしています。これが「良い治療」の最後のピースとなる良好なコミュニケーションです。歯科医院と患者様が協力し合い、お口の健康作りを行うことにより、結果として患者様が健康に過ごせるのだと気付いてもらえたときに、仕事のやりがいを感じますし、健康的に過ごす患者様のお姿が仕事の励みになっています。
(公社)日本口腔インプラント
学会専門医として
私自身は口腔インプラント学を専門としており、歯を失った際の治療を得意としています。インプラント治療は骨に直接純チタン製のネジ型の構造物を埋め込み、その上に歯を作る治療法です。骨を土台とするため、入れ歯に比べるとずれにくく、他の歯を削ったり必要がないため、ブリッジと比べると残った歯に優しいという特徴があります。
父である前院長・森岡俊介が歯科保存学という歯を残す治療を専門としていたこともあり、その治療によっても歯を失ってしまった場合に備え、欠損補綴という歯を失った後の治療法について深く学んできました。
今後もお口の中の環境を良い状態で維持するための治療、患者様が安心して受けられる治療を提供していきたいと思っています。
歯科医師(前院長) 森岡 俊介
診療日: 月・火・土(AM)
前院長略歴 | |
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1972年 | 東京歯科大学卒業 |
1976年 |
東京歯科大学大学院歯学研究科修了 学位記受領(歯学博士442号 甲204) |
1976年 | 東京歯科大学歯科保存学第一講座助手 |
1977年 | 東京歯科大学歯科保存学第一講座講師 |
1979年 | 財団法人日本興学会歯科診療所主任 |
1981年 |
森岡歯科医院開業 東京歯科大学歯科保存学講座非常勤講師 |
1984年 | 板橋区立高島第七小学校学校歯科医 |
1989年 | 太陽歯科衛生士専門学校講師 |
2006年 | 埼玉県立大学保健医療福祉学部非常勤講師 |
2010年 | 東京都立板橋有徳高等学校定時制学校歯科医 |
2014年 | 埼玉県立大学健康開発学部非常勤講師 |
2015年 | 東京歯科大学水道橋病院非常勤講師 |
2016年 | 東京歯科大学臨床教授 |
著書・学術論文等
歯内療法薬剤フェノールカンファーに関する臨床病理学的検討
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Cyanoacrylateを主体とした齲蝕予防塡塞材が露出損傷歯髄に及ぼす影響に関する臨床病理学的研究
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Isobutyl
cyanoacrylateの露出歯髄保護効果に関する臨床病理学的研究
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歯内療法時の仮封処置に関する実験的研究、特に水硬性仮封材の封鎖効果の検討
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合着用亜鉛華ユージノールセメントの歯内療法時の仮封処置に関する実験的研究、特に封鎖効果について
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最新看護学入門(6)歯科疾患と看護
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各種間接歯髄覆とう材(剤)の被覆(封鎖)効果に関する実験的研究、セメント状材品、特に水酸化カルシウム製剤について
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各種根管洗浄器に関する基礎的研究、特にEndo
mate-Vの洗浄効果について
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瞬間接着材シアノアクリレートの歯内療法学的検討、特に歯髄保護へのアプローチ(上)その性状と理論的背景を中心に
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21世紀の地域歯科保健の展開「地域歯科医師会の取組み」歯科医療連携
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口腔ケア「噛むことは健康の源」
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世界の歯科事情と安心ガイド
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保険者機能の在り方に関するモデル研究
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子どもの虐待(歯科との関わり)
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子どもの虐待と歯科のかかわり
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児童虐待防止マニュアル
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歯科医師の児童虐待理解のために
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歯科医師が防げる児童虐待④
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患者指導 手渡し君
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もう1つのリスクファクター「虐待」と齲蝕の関係
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「特集」どう関わるか-こども虐待
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「患者指導 手渡し君NEXT」
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まかせて歯周治療 |
GPに知ってもらいたい児童虐待
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GPができる児童虐待「ネグレクト」の発見と対応法
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歯科口腔保健を巡る話題
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特集”かかりつけ歯科医”実現へのヒント
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特集1 児童虐待・ネグレクトにおける学校歯科医の役割
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特集 歯科はどのようにして子どもたちの未来を支えるかー児童虐待防止の視点
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学会発表等
海外派遣労働者の歯科健康管理に関する調査
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東京都8020運動特別推進事業
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児童虐待と歯科との関わり
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被虐待児の口腔内調査
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被虐待児の早期発見における歯科の関わり
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子ども虐待と歯科との関わり
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島しょ地区歯科保健普及啓発事業報告
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職域及び地域における歯科保健体制の構築にむけて
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(社)東京都歯科医師会における介護予防事業への取り組み
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子どもの貧困を根絶していくために |
被虐児の一時保護所における口腔診査と歯科保健指導
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医院経営に繋がる「かかりつけ歯科医機能の推進」そして福祉への関与
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一時保護所における被虐児の歯科疾患の実態調査
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ヘルス・コミュニケーションツールとしての「お口の健康手帳」
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地域における虐待防止とくに地域歯科医の認識の現状
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歯科保健から見た児童虐待ー学校歯科医の関わりー
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「児童虐待防止と歯科の関わり」
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歯科医院経営につながる公衆衛生
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児童虐待の現状と歯科衛生士の果たすべき役割
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被虐待児の早期発見のための口腔内状況の実態調査
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静岡県
子ども虐待防止に向けた講習会
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ネグレクトと歯科保健
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児童虐待の現状と歯科衛生士の果たすべき役割
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「被虐児の口腔内状況の変化」
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子どもの虐待における歯科の役割
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静岡県 第2回子ども虐待防止に向けた講習会
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歯科保険医療収入を伸ばすには |
子ども虐待と学校歯科
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歯科医師
森岡(奥原) 優美
診療日: 水・金・土
日本人がもっとも
歯を失う原因は歯周病です
日本の成人の約80%がかかっているといわれていますが、無自覚な方が多いのが現状です。
歯周病の進行度は軽度・中等度・重度
に分類できます。軽度であれば経験値が浅いドクターや専門ではない歯科医師でもある程度コントロールが可能です。
しかし、中等度以上になると歯周ポケットが深くなるため、治療のスキルや経験値によって治療に差がでます。中等度以上の歯周病であれば、痛みは無くともブラッシング時の出血や歯茎の腫れは時々起こるはずです。
歯周病もガンと同じように進行すると、手の施しようがないという状態になってしまいます。
そうすると、やはり抜歯を選択せざるを得ません。
私は日本歯周病学会の専門医として、歯周病についての正しい知識と確かな技術をご提供することで、地域の皆様の大切な歯をお守りします。ぜひお気軽にご相談下さい。
略歴 | |
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2006年 | 東京歯科大学入学 |
2012年 |
東京歯科大学卒業 慶応義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室入局 (慶應義塾大学病院 歯科臨床研修医) |
2014年 | 慶應義塾大学病院 歯科・口腔外科 専修医 |
2015年 | 公益財団法人東京都保健医療公社 多摩北部医療センター 歯科口腔外科 |
2016年 | 慶應義塾大学病院 歯科・口腔外科 専修医 |
2017年 | 東京都立駒込病院 歯科口腔外科 |
2019年〜 | 慶應義塾大学病院 歯科・口腔外科 助教 |